東野圭吾の傑作ミステリー小説「白夜行」
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■ 白夜行 〜東野圭吾 
 
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  白夜行

 2006年1月にTBS系でドラマ化された作品
東野圭吾/白夜行
 + 白夜行(びゃくやこう) 〜東野圭吾
 ジャンル : ミステリ
 出版社 : 集英社文庫
 初版刊行 : 2002年5月25日
 お薦め度 : ★★★★★

 + あらすじ
 1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいく。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長編!

 + 管理人レビュー
 東野ワールドの新しい境地です。馳星周の解説を呼んでなるほどと納得してしまった奥の深い文学作品。読めば読むほど味わいが出てくる、そんな作品です。2006年1月TBS系でドラマ化したお勧めの一冊。
 ドラマもDVD化が決定するなど見所満載でした。ドラマでは、小説ではふれられなかった観点から制作されており、原作は原作、ドラマはドラマとして見ることができます。ドラマは脚本、演出、カメラなどのスタッフや出演者が「世界の中心で愛をさけぶ」と同じなので、さすがと思わせるできです。小説を読んだ後にDVDを見ると、よりいっそう本の内容の深みが理解できると思います。


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