東野圭吾の傑作ミステリー小説「幻夜」
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■ 幻夜 〜東野圭吾 
 
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  幻夜

 よみがえる白夜行の世界!
東野圭吾/幻夜
 + 幻夜 〜東野圭吾
 ジャンル : ミステリ
 出版社 : 集英社文庫
 初版刊行 : 2007年3月25日
 お薦め度 : ★★★★★

 + あらすじ
 阪神淡路大震災の混乱の中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。それを目撃した女。二人は手を組み、東京へ出る。女を愛しているがゆえに、彼女の指示のまま、悪事に手を染めてゆく男。やがて成功を極めた女の、思いもかけない真の姿が浮かび上がってくる。彼女はいったい何者なのか?!名作『白夜行』の興奮がよみがえる傑作長篇。 解説:黒川博行

 + 管理人レビュー
 白夜行の続編的存在なんだろう、と思い読み進めていたが、やはり世界観は同じだった。やはり夜だった。視点は白夜行と同じ。変わらず何を考え、何を思い行動しているのかは、すべて想像することしかできない。それが物語を難しくさせ、また同時に深みを与えていると思う。白夜行を読んだ方はぜひ読んだほうがいい一冊。また、白夜行のドラマだけを見た人もこれを読んで、おもしろいといっていた作品でもあります。

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