宮部みゆきの傑作ミステリー集「模倣犯」
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■ 模倣犯 〜宮部みゆき 
 
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  模倣犯

 映画化された作品!ついに文庫化!
模倣犯は宮部みゆき
 + 模倣犯(もほうはん) 〜宮部みゆき
 ジャンル : ミステリ
 出版社 : 新潮社
 初版刊行 : 2005年12月1日
 お薦め度 : ★★★★☆

 + あらすじ
 墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヶ月前に失踪した古川鞠子と犯笑み駿河、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕!

 + 管理人レビュー
 模倣犯は、下記のタイトルを獲得しました。
 ● 「このミステリーがすごい!」2002年版No.1
 ● 「週間文春ミステリーベスト10」2001年第1位
 ● 「毎日出版文化賞特別賞」受賞
 ● 「芸術選奨文部科学大臣賞文学部門」受賞

 模倣犯のレビューとしては、2回目は読みたくないなと思った。宮部みゆきの作品は、東野圭吾の作品と比べると、どうでもいい描写が多い。ストーリーにあまり絡んでこない人物の描写や背景に3ページも使われるとうんざりする。作品全体としては好きだが、もう少し簡潔にできたのではと思うと残念だ。


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