東野圭吾による直木賞受賞作品、「容疑者Xの献身」
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■ 容疑者Xの献身 〜東野圭吾 
 
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  容疑者Xの献身

 直木賞受賞作品。
 2008年秋、映画化決定
 + 容疑者Xの献身 〜東野圭吾
 ジャンル : ミステリ
 出版社 : 文藝春秋
 初版刊行 : 2005年08月30日
 お薦め度 : ★★★★☆

 + あらすじ
 花岡靖子は一人娘の美里と、自宅にまでおしかけてきた元旦那である富樫を殺害してしまう。それを感づいた隣に住む高校の数学教師、石神が花岡親子が殺害犯とならないように協力する。一方、石神と帝都大学で同級生だった湯川は、例のごとく草薙刑事から事件のことから石神の話を聞き、石神と会う。湯川が石神の犯行を解き明かすたび、湯川に苦痛が訪れる――天才と天才がぶつかりあうミステリ小説。

 + 管理人レビュー
 タイトルどおりのあらすじ、途中から見えてくる結末、同級生ということで絡んでくる湯川学。個人的にはそこまで感動しなかった。湯川がキレすぎるのが気になったのか、いずれトリックがバレてしまうのがわかっているのに結末に向かって進んでいくのが気になったのか。どちらにしても石神の編み出したトリックは想像も付かないものだった。そしてその想いも。哀しい結末へと向かうとわかりきっているストーリーだったから楽しく読めなかったのかもしれない。
 月曜9時にフジテレビで放映されたドラマ「ガリレオ」の映画版が、2008年秋に放映されます。キャスティングはドラマと同じく、湯川学に福山雅治、ドラマのオリジナルキャラとして小説で草薙刑事のポジションに当たるキャスティング内海薫に柴咲コウで放映されます。


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